リトグラフってどういうもの?

リトグラフとは、石版画の一種です。
ギリシャ語で「石」の意味の「lithos」から来たといわれています。
本来は、石は柔らかい石灰石を用いますが、金属板も用います。
アロイス・ゼネフェルダーが考案した技法で、平らな石や金属板の上に顔料と亜麻仁油で出来たインクで絵を描き、その上に薬品を乗せて化学処理を施します。
そうすると、油分を含んだ描かれた部分は油性とくっつきやすくなり水をはじくようになり、インクがない部分は水分を保存しやすくなっています。
この状態で、ローラーで油性インクを塗布すると油分を含んだ部分だけに油性インクが付き、インクが無い部分は油性インクをはじきます。
この状態になったら、紙を乗せてプレス機で圧力をかけてインクを紙に転写する技法です。
現在では専門的な道具を使用し化学処理をされた木板を用いる木版リトグラフや、水を使用しなくてもよいウォーターレスリトグラフなど新たな技法が次々と開発されています。

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