印象に残っているゲルニカという絵画

小学生のときの話です。
授業で原爆の恐ろしさを学んだときに、先生が一枚の絵画を紹介してくれました。
パブロ・ピカソが描いたゲルニカという絵画です。
スペイン内戦中に、空爆を受けた小さな町ゲルニカを主題にして描いた絵画ということでした。
反戦のシンボルとされているこの絵画に描かれているものは、死んでしまった子どもを抱きながら泣き叫ぶ母親、天に救いを求めている人、狂ったようにいななく馬などで、とても恐ろしく感じてしまいました。
戦争の悲惨さを力強く訴えている様な気がして、ギュッと胸を握り締められたような息苦しさを感じました。
その後、たくさんの絵画を見る機会がありましたが、ゲルニカを見たときに受けた衝撃を越えるものはいまだに1枚もありません。
無くならない戦争が、いかに悲惨なものかということを後世に伝えていくためには、言葉だけではなく、このような絵画も必要だと思います。
小学校などに大きなものを飾って、 戦争という過ちを犯さない教育をしていく必要性を感じます。

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