リトグラフってご存知ですか?といっても知らない人が多いですよね。
版画ならみなさんご存知だと思います。
小学校のころに図工の時間に木を彫刻刀で削って木版画を作った人も多いと思います。
リトグラフは木版画よりももっと多彩な表現が可能な技法なんです。
とはいってもその分難しいんですが。
私の経験を基にリトグラフの魅力について語りたいと思います。
昔は石をつかってリトグラフは作られていました。
今ではアルミ板を使う場合がほとんどですね。
アルミ板に細かい砂をまき、細かい砂目を立てたものを使います。
このようにすることで、クレヨンや墨で描画しやすくなり水になじみやすくすぐに蒸発してしまわないようになります。
これにクレヨン、墨、などの油性の材料で色をのせていきます。
リトグラフというのは水と油の反発を利用して作る版画、なので油性の材料を使うのですね。
色をのせる材料にはジンク板、アルミ板、アルミ板に感光剤を塗ったPS版などがありますが全部まとめてリトグラフと呼ばれています。
色をのせた後は紙をのせて印刷をしていきます。
このようにして作られたリトグラフは繊細で独特な色合いが出る何とも言えない味わいがでます。
え?こんな難しいことはできないって?そうですね私も数回しかやったことがありません。
最近ではインターネットでお手頃な価格でリトグラフを販売しているサイトがあります。
そういったところで自分が気に入ったリトグラフを買うのがオススメです。
かくいう私も10枚ほど買いました。
独特の味わいがなんとも言えないんですよね―。